ブックタイトル四季報らくらく活用
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四季報らくらく活用
ン。二つ目は5?10年の景気サイクルに合わせて更新するパターン。三つ目が長い期間、最高益とは無縁だったが、何十年ぶりかに最高益を更新するパターンだ。このうち狙い目は三つ目の何十年ぶりかに最高益を更新するパターン。理屈としては株価もそのときの高値にサヤ寄せして不思議はないからだ。毎期利益が増え続ける“連続増益”株価が右肩上がりを続けてくれるならありがたい。どの段階で買っても儲けられる。実際はそうはいかないものだが、利益を拡大し続ける会社はその可能性を秘めている。特に本業の儲けを表す営業利益が連続増益ならば、その会社の商品やサービスが安定的継続的に顧客に受け入れられていることを示す。『四季報』では、業績欄に今期・来期予想を含めて7年(四半期決算が掲載される号は5年)分の業績が掲載されているので、簡単に利益が増え続けているかをチェックできる。悪くなった業績が回復する“V字回復”大きく悪化した利益が元の水準に急回復することをアルファベットの「V」に似ていることから、「V字回復」という。黒字だった会社が翌年に赤字転落、さらにその翌年に元の黒字の水準に戻るといったパターンで、業績変化率が大きいことがV字回復の特徴だ。47