ブックタイトル四季報らくらく活用
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四季報らくらく活用
のWEB版もっとオンラインでできること『四季報』のWeb版である四季報オンラインを使えば、【見出し】での銘柄検索や、発売より一足早く「矢印マーク」と「ニコちゃんマーク」の企業を知ることができる。具体的な方法は以下の記事で詳しく紹介している。・【見出し】検索は「風が吹けば桶屋が儲かる!?連想ゲームはこうしてやる」・発売前に「矢印マーク」と「ニコちゃんマーク」の企業を知る方法は「“大幅増額”で“会社より強気”銘柄をあぶり出せ」COLUMN会社の利益には3つある会社の利益には大きく分けて3つあるのをご存じだろうか。『四季報』の業績欄にも「売上高」の横に左から「営業利益」「経常利益」「純利益」と3段階の利益が並んでいる。株式投資をするなら、この三つの利益の違いくらいは知っておいたほうがいいだろう。まず最初の「営業利益」は一言で言えば本業の儲け。売上高から原材料費や人件費、宣伝費、研究開発費など諸々の費用を引いたもの。次の「経常利益」は本業の儲けである営業利益から、銀行への支払利息や株式から得た配当収入など金融収支を加減したもの。さらには「持分法適用会社」といって、連結子会社ではないが議決権の20%以上を握る関係会社などの損益もこの段階で加えられる。ここから土地など資産売却に伴う利益(損失)や株式の評価損、割増退職金といった臨時の特別損益を加え、最後に税金費用などを加味したものが「純利益」。そこから非支配株主に帰属する利益を加味すると「親会社株主に帰属する純利益」となり、いちばん最後に来る利益なので最終利益とも呼ばれている。『四季報』では「親会社株主に帰属する純利益」を「純利益」として業績欄に掲載している。これら三つの利益の中で『四季報』が最も重視しているのは「営業利益」だ。業績の説明欄はこの営業利益の動きを中心に書かれている。8